YouTubeやTikTokの存在感が増している昨今、動画編集のニーズが高まっています。
- フリーランスとして案件を獲得して売上を立てたい
- 就職や転職活動をして動画編集の仕事に付きたい
こんな風に、動画編集を仕事にして活躍していきたい!と考えている方も多いのではないでしょか?
今回はそんな方に向けて、案件を獲得したり、就職活動を有利に進めるためのポートフォリオの実例10選をご紹介します。
目次
そもそも動画編集者にポートフォリオは必要?
動画編集者の案件獲得や就職活動において、ポートフォリオは必要です。
筆者は以前広告関係のディレクターとして働いていて、クラウドソーシングでYouTube広告用の動画制作を発注することがよくありました。
動画編集者を選ぶ際に、真っ先に確認するのがポートフォリオです。
もちろん、営業で送られてくるメッセージの部分も確認しますが、あくまで補足情報として頭の中に入れておくだけです。
その人がどのくらい優秀か?ということについて、文面だけでは何とでも言えてしまいます。
しかし、実際にポートフォリオがあれば、どういったクオリティで納品してくれるのかというイメージがはっきりとわかります。
案件獲得できるポートフォリオを作るポイント3点
良いポートフォリオとダメなポートフォリオには大きな差があります。
案件獲得できるポートフォリオと、できないポートフォリオは何が違うのでしょうか?
案件獲得するためにポートフォリオ制作で重要なポイントを3点紹介します!
①欲しい案件のジャンルを絞る
動画編集と一口に言っても、様々なジャンルがあります。
パッと思いつくメジャーなジャンルを挙げてみます。
- ミュージックビデオ
- テレビ番組
- テレビCM
- 映画
- YouTubeチャンネル
- YouTube広告
上記の大まかなジャンル分けの中からさらに細かいジャンルに分けることもできます。
例えば、テレビ番組の中から下記のように細分化することができます。
- ドラマ
- ニュース
- バラエティ
これらのジャンルの中から、自分がやりたい動画編集の案件は何なのか?ということを明確にしておいてください。
ジャンルによって動画編集のプロセスや仕上がりのテイストがかなり変わってくるため、自分がやりたいジャンルを絞ることによって高いクオリティのポートフォリオが制作できます。
②優秀な作品を真似する
自分がやりたい動画編集のジャンルを絞ったら、まずはそのジャンルの動画を徹底的に調べます。
どいったテロップが使われているのか?どういったトレンジションが使われているのか?など、細かいところまで調べていきます。
調べてみると、同一ジャンルの動画の中である程度共通点が見えてくるので、その部分については積極的に真似してみてください。
実際にテレビや映画、大手YouTubeチャンネルで流れている動画は、細かいところまでこだわって作られています。
優秀な作品の真似をすることで、知らず知らずに先人が考え抜いた知恵を取り入れることができるのです。
③積極的にフィードバックをもらう
フィードバックをもらって改善することで、質の高いポートフォリオが完成します。
フィードバックをもらうオススメの方法は2つあります。
1つ目は、SNSにアップロードしてフォロワーからの意見を聞く方法です。
もし、フォロワーが少ない場合でも「#動画制作」などのタグをつければ、善意で添削してくれる方も現れます。
2つ目は、クライアントや面接官から意見を聞く方法です。
動画制作を発注しているクライアントや動画制作会社の面接官は、動画をレビューする専門家です。
専門家からの視点で細かいフィードバックをもらうことができれば、仮に仕事をもらえなくても大きな財産になります。
優秀なポートフォリオの実例10選
実際に動画編集者のポートフォリオとして公開されている作品をまとめました。
どれも質が高い作品に仕上がっているので、ぜひ参考にしてみてください。
①【Tetsuさん】YouTube動画編集
YouTube動画編集代行のためのポートフォリオです。
Tetsuさんは以前キー局での音効経験があるとのことで、以前から映像業界で働いていたようです。
アニメーションのクオリティが高く、スキル・作例・料金についてわかりやすくまとまっています。
音効経験があるということだけあって、効果音やBGMなど音の部分もしっかり作り込まれています。
②【pariさん】YouTube動画編集
こちらもYouTube動画編集のポートフォリオです。
しっかり顔出しで自己紹介していることで、信頼性が上がっています。
副業が認めれていない場合などやむ負えない事情はある方もいるかもしれませんが、できる限り顔出し有りでポートフォリオ作品を作ることオススメします。
特にフリーランスの場合は個人との取引となるため、クライアント側としては「この人はちゃんとした人だろうか」という疑心暗鬼な状態になりやすいです。
顔出しして声も聞くことができれば、それだけ安心感が増します。
③【romさん】YouTube動画編集
YouTubeや各種SNSでの動画編集代行のポートフォリオです。
動画の右側にナビゲーションをつけることによって、今何の工程について説明しているのかがわかりやすくなっています。
また、動画下には自分のツイッターアカウントやメールアドレスなどの連絡先情報が常に表示されるようにしており、問合せをしやすいような工夫をしています。
他の人とはちょっと違った工夫をすることで、自分の特色を伝えることができます。
そしてこの動画で一番良かったのは、サムネイルのポートフォリオを載せていることです。
YouTubeチャンネルを運営する上でサムネイルは本編の動画と同じくらい価値があるので、そこに目をつけたのは素晴らしいと思います。
④【小林来維さん】テレビCM動画編集
こちらはテレビCMなどの商品プロモーション用のポートフォリオとなっています。
動画の編集自体はシンプルですが、撮影された動画の質が高いことで完成度が格段に上がっています。
この作品は、「MOVA」という動画編集スクールの生徒さんが作ったポートフォリです。
講師陣の質が高いオススメの動画編集スクールなので、ぜひ気になった方は詳細を確認してみてください。
動画編集スクールMOVAの評判・口コミ・料金を徹底解説⑤【小針美樹さん】テレビCM動画編集
こちらもテレビCMなどのプロモーション動画用のポートフォリオ作品で、同じくMOVAという動画スクールの生徒さんが制作したものです。
動画編集の部分だけでなく、企画から動画撮影まで一貫してご自身で取り組まれています。
このように、撮影の部分まで担当することで、仕事の幅も広がります。
企画や撮影までやってみたいという方は一気通貫で一通りこなしてみて、その実績をアピールするというのも戦略の一つです。
⑥【はたさん】アニメーション動画編集
アニメーションの動画編集についてのポートフォリオです。
こちらのポートフォリオは「VYOND」という簡単にアニメーションが制作できるツールを使って作成されています。
絵を描くのが苦手な方でもアニメーション作品が作れるツールなので非常に人気が高く、VYONDを使った動画をアップロードする人気チャンネルもたくさんあります。
14日間の無料トライアル期間もあるようなので、気になった方はぜひ一度使ってみてください。
⑦【おとうふさん】アニメーション動画編集
Cinema4Dというツールを使った3DCGのアニメーション作品です。
東京ビジュアルアーツという専門学校の学生が制作したポートフォリオです。
アニメーション部分では、草や木の質感などがしっかり作り込まれていて、リアリティを出しています。
また、とことどころに挿入されるリリックの部分は、トレンドになっている若手アーティストのMVを彷彿とさせるような若者向けのテイストになっています。
⑧【横手駿さん】PV動画編集
PV(プロモーションビデオ)風のポートフォリオ作品です。
この作品も、同編集スクールMOVAの生徒さんによって制作されています。
派手な編集はしていませんが、テロップのデザインやカットの構成、BGMなど、ポップだけどかっこいい、トレンドを意識した作品に仕上がっています。
特にテロップの部分はかなりこだわって、動画に合わせたオリジナルのものを作っていると思います。
⑨【ゆうさん】トレーラー動画編集
CDアルバムなどのトレーラー風動画のポートフォリオです。
CDアルバムのトレーラーという、かなりジャンルを絞ったニッチなポートフォリオとなっており、かなり差別化できていると思います。
調べた限りでは、トレーラー風のポートフォリオを制作している人は他にはいませんでした。
冒頭の方でお伝えした通り、ジャンルを絞って動画編集のポートフォリオを制作するというのは、案件を獲得すう上で重要なポイントです。
⑩【tvaさん】ドラマ動画編集
こちらはドラマ制作のポートフォリオです。
動画を再生すると最初にピーという音とともに虹色の画面が数秒流れますが、これは気にしないでください。
「テストパターン」と呼ばれるもので、テレビ局の方が放送のテストを行うためのものです。
ポートフォリオとしてはかなり長い30分弱の作品となっています。
これくらいしっかりとしたポートフォリオがあれば、クライアントや就職したい企業の担当者も安心して採用してくれると思います。
まとめ:ポートフォリオで売上が決まる
特にフリーランスの動画編集者は、ポートフォリオで売上が決まるといっても過言ではないでしょう。
初めのうちはポートフォリオ用に動画を制作したものを見せれば問題ないですが、徐々に仕事で実際に取り組んだ作品をポートフォリオとして開示できるようにするのが大事です。
実際に仕事として作った動画があれば、クライアント方もより安心して動画編集を任せることができます。
ポートフォリオを軸にして、どんどん実績と信頼を積み重ねていきましょう。